毎年夏の恒例行事として、多くの人に親しまれてきた「慶野松原花火大会」ですが、2025年の開催が中止されることが発表されました。
2025年 慶野松原花火大会、中止へ…その理由と地域への影響
◆ 警備費高騰で開催断念
中止の理由は、警備費の大幅な高騰。
2025年は「大阪・関西万博」の開催年ということもあり、全国的に警備体制が逼迫。とくに夏場は全国各地でイベントが集中するため、人員の確保が困難となり、やむなく中止という判断に至ったそうです。
「例年に比べて数倍の警備費が見込まれ、地元自治体や観光協会だけでは負担しきれなかった」とのこと。
◆ 慶野松原花火大会とは?
慶野松原花火大会は、南あわじ市の夏の風物詩。
約1,500発の花火が美しい松林と海を背景に打ち上げられ、毎年多くの観光客や地元住民でにぎわうイベントです。
私自身もこの花火大会には何度も足を運び、砂浜に座って見上げる夜空に感動してきました。中止と聞いて、本当に残念です…。
◆ 地元観光にも影響が
花火大会の中止は、地元の宿泊施設や飲食店にも大きな打撃となります。
毎年この時期に合わせて旅行を計画する方も多く、夏の集客の目玉だっただけに、観光業界からも落胆の声が上がっています。
◆ 洲本市の花火大会は秋に延期予定
ちなみに、淡路島内の他の花火大会である「淡路島まつり(洲本市)」の花火大会は、万博終了後の秋頃に延期して開催予定とのこと。
日程は、2025年11月9日(日)と発表されています。
打ち上げ数、会場詳細などは未発表です。決定次第、洲本市や淡路島観光協会の公式サイト等で案内される見込みですので、今後の発表にご注目ください。
さいごに
イベントの開催には、裏で多くの人の努力と費用がかかっています。
今回の中止はとても残念ですが、また来年以降、無事に開催されることを願って応援したいですね。
来年こそ、慶野松原の空に大輪の花火が咲きますように。
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